梅酒3ヶ月目
あれからもう3ヶ月なんだ。
3ヶ月前の君は何をしていましたか。
そして今、君はどのあたりにいますか。
ウチの梅たちときたら、甘いリカーの海に漬けられて、
すっかりおいしい梅酒になりました。
僕たちはいつもやってくる列車に乗りこむだけだった。
そうして目の前の風景だけがどんどん変わっていく。
TV画面を見るように、みんなただぼーっとそれを眺めている。
変わってそれでおしまい。
社会とはそういうものだと思ってた。
どの列車が来れば、運がいいとか、悪いとか。
でも、本当は違うんだ。
行き先なんて自分で決められる。
走るスピードだって。
何なら、そんな列車に乗らなくったっていい。
見たい風景は、自分でいくらでも変えられるんだよ。
今年もだんだん秋が深まって、やがて冬が来るけれど、
この冬は去年とは違う冬にする。
今までで一番きらきらした冬にするんだ。
だって、そうでなきゃ生きてる意味がないじゃないか。
それでもって、
「梅酒100%のカキ氷!」
できたての梅酒を、カキ氷にそのままぶっかけました。
梅の実もまるままトッピング。
「う、うまい!」
こりゃ、ほんとにうまいぜ。
梅酒はそのままだとちょっと甘いけれど、
カキ氷にかけると、むしろあっさりとした感じになって、ベリグッ!
あまなつもうまいけれど、梅酒がけも絶品だがぁ。
一人で食べるのがもったいないくらい。
食べたい人はお店でこっそり、
「梅酒100%のカキ氷をください!」と言ってください。
メニューにはないけど、400円です。
でも食べる時には、
誰かに車に乗せてもらうか、歩いてくるか、
泊まる覚悟で来てください(笑)。
梅酒100%だから、完全に酔っ払っちゃいます。