とろろあおいとおくら

黄蜀葵 (とろろあおい)。これはちょっと読めませんがぁ。
うちの畑には、今頃毎日とろろあおいの花が咲く。
夏前にでたらめに蒔いていた種が、あちらこちらですくすくと育っているのだ。

こっちはオクラだよ。
花だけ見ればまったく見分けがつかない。
オクラも少し涼しいくらいが調子いいみたい。
暑い頃には、毛虫にぜんぶ葉を食べられてちっちゃな骸骨のようになっていた。
そんな夏の姿がうそみたいに、すくすくと花を咲かせて実をつけているのだ。
花もきれいだけど、葉っぱも素敵だ。
花びらが5枚、葉っぱも5つに分かれてて、実を5角形にするところなんか
なかなか憎いねぇ。
何でこんなに似てるのかと思ったら、どちらもトロロアオイ属。
オクラの方は、Abelmoschus esculentus。
食用になるトロロアオイということだ。
オクラは実がねばねばとしているけれど、トロロアオイは根がねばねばとしている。
ねばねば兄弟。
トロロアオイは、紙漉きに使うと繊維がいい具合にまとまるのだそうだ。
オクラは「okra」、日本語かと思ってたら、なんと英語!
勉強になりますねぇ。
ところで、
宅野は夏もいいけれど、秋もすごくいいよ。
何やってんだろう。みんな早く引っ越して来くればいいのに。

高い空にちぢれ雲、暮れなずむ夕日は、もの哀しくて、うれしくて。

しとしとと、雨の降る日も、この世のさいわい。


