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2007年8月28日

僕たちは無能であることを恐れてはいけない。

社会の中で、組織の中で、うまく立ち回れる人間だけが有能だと
考えるのは、とても馬鹿げたことだ。
同じように、社会の中で役立たずな自分のことを、
何の取り得もないつまらない人間だと思うのは、今すぐやめた方がいい。

僕たちは無能であることを恐れてはいけない。
何ができたって、できなくったって、大差ない。
そんなこと、本当はどうだっていいのだ。


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重要なのは捨て去ること。
あらゆるものを脱ぎ捨てて、自分の足で一歩前に踏み出すこと。
それができれば、世の中の風景は一変する。
もう一歩、二歩。
自分の足で歩むことでしか見えてこない世界がある。

ぬるま湯の中でいくら想像してたって無理さ。
歩みだした人間にしかわからない方程式がある。
それに早く気づいた方がいい。

社会の中で何もできないからって、
社会のはしくれに、きつくしがみついている必要はないんだよ。


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だって道端には花が、あんなにきれいに咲いてるじゃないか。
人に認めてもらわなくったって、構いやしない。
褒められたいから咲いてるわけじゃない。


食べていかなくちゃいけないって、
みんな呪文のように言うけれど、
食べていくことと、生きることと、いったいどっちが大切なんだ。

おいしいお店を探して食べ歩かなくてもいい。
新しくておしゃれで可愛いモノを、君はもう集めなくていい。
垂れ流しのニュースやTV番組を、いつまでも見てなくていいんだよ。

本当においしいものはウラの畑にあるさ。
小粋なデザインは100年前の日常に溢れてた。
空や海の色、虫や鳥の声、草木花、一日として同じカタチをしていない。
ねぇ、どっち見てんだよ。
君の足元に、これから目の覚めるようなドラマが繰り広げられるんだよ。

僕たちは無能であることを恥じる必要なんてない。

新たな一歩を踏み出すのに、くだらない資格なんていらない。
そのままの君でいいんだよ。

ただ、今まで大事だと思ってきたものを、みんな捨てるだけでいい。
全部だぜ。何ひとつ残さないように捨て去る。
少しの勇気があれば簡単なことさ。街に出るほどの気構えさえいらない。


いい加減、君はそれに気づいてもいい頃なんだ。
だって地球も、この先あんまり長くない。


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話は変わるが、ロマンさんの「あまなつ氷」は、めちゃくちゃうまい。
甘いのにスッキリ、サッパリで、
頭がキンとするけれど、またおかわりしたくなるよ。

ここだけの話だが、私は毎日食べている。
それでいいのだ。

コメント

「あまなつ氷」はいつまでやってますか?
来週でも間に合いますか?

ズンと響いた。
ありがとうございます。。

「あまなつ氷」は当分やってます。
だっておいしいんだもん。
でも、やっぱり暑いうちがいいかもしれない。
残り少ない残暑の日を見計らって来てください。

いつも 胸に落ちる空気を頂いて
ありがとうございます。

写真もいい。

あまなつかき氷も 頂きました。
夏の一仕事を終えたような、きいーん!
思い残す事 ありません。

それでいい。
思い残すことなく秋が迎えられる。

来週の木曜日、材木屋さんと行きます。
開いてますよねー、お店。

まだまだ夏を楽しみます!

氷冷やして待ってるぜ。

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