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2007年7月 6日

昨日、はじめて蝉がないた。

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昨日、はじめて蝉がないた。
あと何回、はじめてなく蝉の声に気づけるだろうか。

2本のきゅうりと、5個か6個の小さなトマト。
1日に畑でそれくらい出来るから、
1日にそれほどをもぎって食べる。

宮沢賢治は1日に4合の玄米を食べたけれど、
僕は1合もあればおなかいっぱいになる。

時折いただくちりめんや野菜の煮物。
旬だからと届けてくれる魚やお肉。

食べるのは、もうそれで充分じゃないか。
他には何にもいりませぬ。
食べることなんて、もうそれで充分じゃないのか。

2本のきゅうりと、5個か6個の小さなトマト。

それだけで、僕はうれしく暮らしていける。

出雲ナンキン

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口の先からお腹までの流れるようなボディライン、
色よりも容姿で品が問われるのだそうです。

出雲ナンキンは県の天然記念物。

四つ尾で、頭が小さくて、
目幅が狭く、口の先までとがってる。
背中のカーブは柘植の櫛。

白勝更紗で面白で。
頭の赤いのは出雲ナンキンとは呼ばない。
だから梅酢でお化粧するのだそうです。
何とまぁ。

六鱗(ろくりん:各ヒレ、口先、エラ蓋が赤く、胴体が白)が基本。
純白でもいい。白銀の清楚な美しさ。

いくら血筋がよくても、いいナンキンに育つかどうかはわからない。
こりゃ、自分じゃとても手に負えない。

大切な人にプレゼント。
基準からはずれても、元気に育ってくれりゃいいんだけれど。

でも、梅酢のお化粧はちょっとやってみたい。

雨に心が溶け出せば

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ガラスの向こうは梅雨の空
(そのガラスを伝う雨のしずく)
雨粒は落ちては幾筋もとめどなく流れ
(今ここにこうしている真実)

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ほんとはどちらが夢の続き
(うみの水面の波の花)
いつかも僕たちはこうしてたんじゃないか
(甘い記憶の途切れ間の)

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紅い蓮華にチョキの葉ゆれて
(はじまりは終わりのはじまり)
白い尾っぽの硬い骨
(ここやかしこのぽつりの波紋)

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雨に心が溶け出せば
(心が雨に溶け出す頃には)
薄いみどりと濃いみどり
(気の遠くなるような緑のシルエットだ)

緑に伸ばした指先の、吐息に連なる雨の音