スケアクロウ
天気はいいけど風が強くて、
このあたり、朝に地震があったようだけど、
やけに戸が揺れたのも、いつもの大風だと思ってた。
海辺では、この強い風を遊ぶかのように
とんびが大きな羽根を広げて
風を受けたり、受け流したり、
低い空をおもしろそうに舞っていた。
それをカラスが追いかけて、攻撃するような仕草を見せる。
とんびはそれをも遊ぶかのように
ひらひらと華麗に青い空をおよいでいた。
カラスはクロウ(crow)。
スケアクロウ(scarecrow)はカラスの恐れるかかし。
そういう名前の映画があったなぁ。
「真夜中のカーボーイ」「明日に向って撃て!」
「イージー・ライダー」「アリスのレストラン」「俺たちに明日はない」
もの哀しさが心に刺さるアメリカン・ニューシネマたちだ。
古き良き文化は刹那を愛していた。
うるわしき破滅の美学は、70年代のアメリカにもあったのだ。
コメント
シド・バレットもスケアクロウという歌を唄っていましたね。
ニューシネマでは「さすらいのカウボーイ」という
ピーターフォンダ主演の西部劇の映画もありました。
このサントラが最高にいいのです。
機会があったら観てください。
Posted by: スーマー | 2007年5月14日 02:54
指が送られてくるやつ。ピーター・フォンダがいいですね。
何だか「やるせないもの哀しさに浸る日」というのを作って、「一日中アメリカンニューシネマの映画を観る会」というのをやってみたくなりました。
Posted by: caferoman | 2007年5月14日 09:20
それいいね!
ぜひやってください!!
Posted by: かずやま | 2007年5月16日 12:32
よし、今度やろう。
でも、体力が何本続くかなぁ。
蒲団を用意しといて、いつでも寝っ転がれるようにして、夜を徹してやるかぁ。
Posted by: caferoman | 2007年5月16日 22:50