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2007年5月 5日

山道をどんどん行くと

山すそには、道路端からいくつも小さな道がついて
いて、いつもあの小道に入ってみたい、という衝動
にかられる。

今日はそのうちのひとつに入っていった。
人一人が歩けるぐらいの小さな山道だけれど、しっ
かり道がついているので安心だ。

しばらく歩くと草原に出る。つんと伸びた草の角が
白くぼけて幻想的。

yamamichi.jpg

横道にそれると木が茂って枝のトンネルを過ぎると
不思議な葉っぱ。これって、あの花筏(はないかだ)。
そうか、初めて見た。

hanaikada.jpg

葉の真ん中に花が咲き、実がなる。葉っぱの筏に
船頭さんの花。これは雄だろうか。
もう少しして花が咲く頃にもう一度こなくちゃ。

それをまだまだ行くと、次第に海の音が聞こえてくる。
やっぱり、この道は海に出るのだ。
そうして、ぱっと開けたところに海。ずっと岩場まで下
りていける。ここはたぶん釣りの穴場。

uminideta.jpg

大物の鯛やヒラマサがかかるんだ。
よし、今度は竿を持ってこよう。


コメント

日本のインディアンの道かもしれないよ

インディアンじゃないですけどね。
海の見える丘には、150年ぐらい前(文久○年とか)からの一族のお墓群がありました。

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